その2 空気を買いませんか?(2002年1月10日)

北田園のお節介ショートストーリー2

空気を買いませんか?

ここ日本では水と安全は「タダ」が常識でしたから、子供の頃は
水道の水をガブガブ飲んでました。(わかだんなは1965年産)

水道の水も当時はおいしかったですからね。。。
しかーし、最近の水の「まずさ」はどうしようもないモノがあって、
我が家でも水道蛇口に浄化器(フィルター)をつけて飲んでいます。

ペットボトル入りの普通の(単なる)水が、たとえば「○○の水」とか「××のお水」
というのがガソリン並の高価に売られていたりして、驚きます。

ガソリンですよ。たぶんアラブのほうからタンカーで原油運んで、精製して、、、
手間かかってるのにねえ。
(税金の高さにも問題がありますが、今回はつっこみません(笑))

ということで、日本でも平和な下町の代表格「浅草」でも偽1万円札が出回る
ご時世になり(2002年1月に実際にあった事件、中国系の容疑者が確保済み)かつての
「水と安全はタダ」は古き良き日本の象徴になりかけています。

子供の頃に水をガソリン並のお金を出して買おうとは思いも寄らなかったですね~。
まして、「空気をお金で買うなんてことはないよね~(笑)」と思っているアナタ!!
すでに空気をお金で買う時代になってきているんです!!

あしたから早速ペットボトルの空きを見つけてふたをして部屋にころがしましょう(笑)、、、
というのはうそで、ここでいう空気とは二酸化炭素なんですね。

先進国が排出する二酸化炭素によって地球が温暖化しているといわれていることは
みなさんご承知だと思います。

先進国が二酸化炭素を排出しなければ良いのですが、先進国はわがままですから、
生活レベルは落とせない→つまり二酸化炭素の排出は抑えられない、となって
先進国がつじつま合わせに考え出したのが、二酸化炭素の売買なのです。

排出が抑えられない国は排出枠が余っている国(おもに発展途上国)から排出枠を
お金で買っても良いということなんです。。。

ほらね、すでに空気を売買する世の中なんですよ。
やな世の中になりました。。。

おわり。

2002年1月10日

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