その6 遊休農地をなんとかする知恵はないものか。。。

北田園のお節介ショートストーリー6

遊休農地をなんとかする知恵はないものか。。。(今回はお笑い無しです)

駅前に住んでいらっしゃる方には何のことかわからないかも知れませんが、
今、遊休農地が増えているんです。

遊休農地とは、「畑として作物を作れる土地なのに、1年間、何にも作っていない畑」とでも言いましょうか。。。
具体的には、畑なのに「雑草」が繁茂している状態の畑のことです。
(作物の連作障害を避けるなどのための休耕地とはちょっと違います)

昨年(平成13年度)の所沢市の遊休農地調査集計表(所沢市農業委員会発行の「農委だより 第46号 」平成14年2月25日)によりますと、

 面積 289,870平方メートル(前年279,431平方メートル)

 所有者 246名(同 238名)

となっています。
この面積をわかりやすく言うと100m×100mの四角が29個になります。

雑草が繁茂している畑を数えてこの数値ですから、雑草は繁茂していなくても作物は作っていない畑(休耕地)もありますから、
作物を生産出来る可能性のある土地はまだまだたくさんあると思われます。

正直なところ、北田園でも手が回らないという理由で休耕地はあります。

農家にしてみれば、一生懸命作物を作っている隣の畑で草だらけでは雑草の他に害虫やネズミが増えて困ります。
相続で農地の納税猶予(30年間農業をすれば税金を払わなくて済みます)を受けながら、耕作しないのは制度の再考が必要かとも思います。

何で遊休農地が増えるのか原因を想像しますと。。。。

労働力の減少が原因であることは間違いありません。

 →その原因は経営者の高齢化や後継者の不足と思われます。

じゃあ、パートタイムを雇って耕作すれば? と思われる方も多いかと思いますが、工業製品なら、雇った分だけ増産出来たり、
効率が上がるかもしれませんが、農業はなかなかそういうわけに行きません。

畑の面積は決まっていますし、多くの仕事はお天気に左右され、仕事が単純に決まっていませんので、その作業を言葉で説明するのは、
とても大変な(面倒な(笑))ことです。そもそもパートのお金を払っても儲かる保証が無い。。。
ということで、パートタイムの労働力で畑を経営するのは大変な苦労なので、「そこまでして。。。」という気持ちになるのが「普通」
なのではないでしょうか。。。

じゃあ、家庭菜園に開放すれば? と思われる方もいらっしゃると思います。
これにもいろいろありまして。。。

所沢市でも家庭菜園をやりたい人に農地を斡旋していますが、住宅地に近かったりすると人気で抽選になっているそうですが、
いざ、畑を耕して作物を作ってみると、その大変さにいつの間にか「休耕地」や「雑草地」になってしまうということも多いと聞いています。

私も経験上のことを言いますと、残念ながら「知らない人」が畑周辺に出入りするようになって「良いことは無い」んです。
具体的には、薬剤散布に(特別に)気を使わなきゃいけないし、ひどいときは農家の道具や作物がなくなるんです。

遊休農地の問題は現在の農政と絡んで根が深いんです。。。

ということで、私にはいい考えが浮かびません。
どなたかいい考えが御座いましたら、それをすぐに実行できるように各方面に段取りしますので、私までメールで教えてください。
宜しくお願いいたします。

おわり。
 
2002年3月24日

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